問題出したまま解説、回答を提示しないのは私的には嫌なので解説編です。
問題編はこちらから。
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ここから解説ですが、まずは帯分数というものの考え方が重要です。
私が同級生に出したときに覚えている奴はいませんでした。ksが。
とはいってもこの帯分数、小4くらいに学ぶものなのでまぁ記憶力異常かなんかで思い出した、のどちらかでないと高1の学生は覚えてないのかもしれません。私は後者です。
帯分数の具体的な例を示すなら、ケーキが一ホールとホールを二等分にしたものが一個ある、といったように一回の説明ではなく二個の説明に分かれている回りくどいものです。
上の説明はホール二等分のケーキが三個分、と説明することができます。こっちは仮分数です。こっちは死ぬほど見ます。
下の図は分数で仮分数と帯分数を表記したものです。
図の帯分数についている6、これは整数部分といい、整数部分の数値の分だけ後ろの分数の分母分の分子が格納されています。この場合だと5分の5が6個格納されています。仮分数でこれを表記すると5分の32になります。
帯分数の解説は止めて、問題の解説に移ります。
2兆/30を帯分数にして、分母が30の時の分子を求めろ、という問題ですが、これは簡単に求められます。まず愚直に2兆/30をします。すると6666...66.67と出てきます。小数点以下さえあればこの問題解けるので整数は省略します。整数部分は6666...66になります。
ここででてきた小数点以下の".67"。こいつらがこの問題を解くカギになります。
この.67、どこかで見覚えがありませんか?
...そう、3分の2の小数点以下第〇位で切り上げた時のヤツです。
この問題、3分の2の分子である”2”を馬鹿みたいに上げただけなんですよね。1兆倍に。
あと分母の3を10倍。これ、少数に直す(第二位未満切り上げ)と、小数点以下が67になるんですよね。
これから、分母が3で始まる数値の時の分子が2で始まり、分母より桁数が1桁多く、かつ2以下の桁が全て0というものすごく限られた場合に、小数点以下(第二位未満切り上げ)が67である、ということがわかります。
2兆/30でも、これは使えます。当てはまるから当然なんですけど。
すなわち、小数点以下が.67になり、分母が20ということが分かり、答えは20になります。(伝わっててくれ...)
やっと終わった解説編、いかがだったでしょうか。
次のクソ問題はいつになるか分かりません。そもそも計算じゃないかもしれない。
次回の記事は私の好きな本でも取り上げようかなと思います。では。